同窓会長挨拶
「続く苦難の時にも絆を大切に未来へと希望を紡ぐ同窓会」
会員の皆様には日頃の同窓会活動にご理解とご協力を頂きましてありがとうございます。
愛知工業大学名電高等学校は今年、110周年を迎える歴史と伝統を誇る母校であります。卒業生は6万人を超えました。創立者の「誠実の人、努力の人、素直な人となれ」の教えによる校訓「誠実」「勤勉」、そして「部活動宣言」による文武両道は偏らない人格形成を期する、我らが母校の誇れる校風を表すものであります。
二年来続く新型コロナ感染症の蔓延により、世の中の活動が大変困難を極めております。本校の現役生達も様々な制約の中、学園生活を送っておりますが、感染症対策としてタブレットを使ってのリモート授業も行われております。現役生への支援激励事業も更に機会を増やしてまいります。今年度こそは各種事業をやり遂げるべく準備をしてまいります。しかし余談は許しません。ワクチンの追加接種も行われやっと希望の光が見えてきたように思います。
現代のSNSが当たり前のツールとして存在している世の中では、非対面、匿名であるため無責任な発言、心無い誹謗中傷が問題となっています。人々はコロナ禍で孤立感を深め、心がすさんでしまっているのでしょうか、私は恩師、故松井郁雄先生に「メンタルハーモニー」の大切さを教えて頂きました。日本的に解釈すると言霊ともいえるでしょうか。誠実に気持ちのこもった心優しい思いやりのある、相手の心に伝わり響き、互いの気持ちが共鳴しあう言葉を日頃から大切にしたいものだと思っています。
我々同窓会は会員相互の親睦を図り、母校の校風、伝統を守り、その発展を願い、共に学んだ生涯の友、先輩、後輩との「絆」をさらに深め、生徒諸君と共に今一度、校訓の「誠実、勤勉」を心に刻み、同窓の皆様と共、さらに次代に続く若い世代の方々へと繋いで行く事が使命であると思います。同窓会は諸先生、諸先輩がたのご協力とご指導を賜りながら運営致しております。会員の皆様の更なる積極的なご参加を心よりお願い申し上げます。
令和4年春陽
同窓会会長
永井広明
![]() 同窓会概要 |
![]() 会則 |